ブリストル

Portsmouth S13 ,United Kingdom
ブリストル ブリストル is one of the popular Tour Agency located in , listed under Military Base in Portsmouth ,

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ブリストル(、D23)は、イギリス海軍のミサイル駆逐艦。82型駆逐艦(Type 82 destroyer)の初号艦であり、またその唯一の建造艦である。ジェーン海軍年鑑では、当初は軽巡洋艦として扱っていたが、後に公式の種別を受け入れて駆逐艦として扱うようになった。来歴第2次世界大戦末ごろより、イギリス海軍はフリゲート用の誘導ミサイルの開発に着手していた。当初はBEN、1946年にはロングショット、1947年にはポップシー()、これを英米共同開発としたモップシー()と数次に渡る開発計画が着手されては断念された(モップシーはアメリカ海軍のターターに影響を与えたという説もある)。そして1960年より、小型艦用誘導兵器()の計画が着手された。これによって開発されたのがシーダートであり、その搭載艦の計画が82型の源流となった。当初、SIGSは3,000トン級のフリゲートにも搭載可能なシステムとして構想されていた。このため、1961年4月より着手されたCF 299フリゲート計画では、リアンダー級フリゲートの後継艦として、その4.5インチ連装砲をSIGSに変更した3,500トン級フリゲートとされていた。リアンダー級より若干高価になるものの、同じ進捗速度で整備を進めうるものと期待されていた。その後、アイカラ対潜ミサイルの搭載や艦砲の強化が要望事項に盛り込まれた結果、1963年5月に作成されたDS 321設計では全長、排水量4,975トンに大型化した。また、更に機関部のユニット化などによって船体幅が拡張された結果、1964年の最終設計では全長、排水量7,700トンの大型艦となった。これは、当初構想されていたような、量産向きのDDG型リアンダー級とは程遠く、むしろ巡洋艦に近い規模であった。1962~3年の艦隊要件委員会では、スエズ運河より東側には空母機動部隊2個と両用戦部隊1個を配備する計画とされており、空母機動部隊と両用戦部隊はそれぞれ3~4隻ずつのシーダート搭載護衛艦を擁することが求められていたが、大型化に伴う建造費高騰を受けて、これら全てに82型を充当することは絶望的となった。このことから、1964年の計画では、6隻を建造し、空母機動部隊と両用戦部隊に1隻ずつを配備することとされた。また、後に建造数は8隻に増加した。しかし1966年、労働党政権はCVA-01級航空母艦の計画中止を決定した。これにより、将来的にイギリス海軍から正規空母が消滅することが確実になったことから、従来の艦隊整備計画は全て棚上げされ、第一海軍卿は将来艦隊計画作業部会(FFWP)を設置して、兵力整備コンセプトの抜本的な見直しに着手した。同作業部会での検討は多岐に渡ったが、水上戦闘艦に関しては、高コスト化してしまった82型のかわりに小型のミサイル駆逐艦の建造が勧告された。82型の計画そのものは生き残ったものの、建造数は1隻に限られ、また装備も一部削減された。これによって建造されたのが本艦である。

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