ハーバード・ハウス

26 High Street, Stratford-upon-Avon CV37 6AU ,United Kingdom
ハーバード・ハウス ハーバード・ハウス is one of the popular Local Business located in 26 High Street , listed under Landmark & Historical Place in Stratford-upon-Avon ,

Contact Details & Working Hours

More about ハーバード・ハウス

ハーバード・ハウス()は、現在の住所で言うとイングランド、ウォリックシャー、ストラトフォード=アポン=エイヴォンのハイストリート26番地にある家屋である。ウィリアム・シェイクスピアとハーバード大学双方にゆかりのある古民家である。概要かつては「いにしえの家」として知られていた。1596年に、ハーバード大学の母体を創設したジョン・ハーバードの祖父であるトマス・ロジャースが建てたものである。この家は1990年から現在まで、ハーバード大学にかわってシェイクスピア・バースプレイス・トラストにより保全されている。トマス・ロジャースとその2番目の妻であるアリスのイニシャルが1596年という日付とともに家の前に刻まれている。これはロジャースが、現在ハイストリート27番地と28番地にあたるつながった地所をも所有していたにもかかわらず、この家は両隣と接合していない独立した家屋として建てられていたことを示している。ロジャースはこの家が建てられた時には60歳くらいで、肉屋として、また穀物と牛の商人として成功していた。ロジャースはウィリアム・シェイクスピアの父であるジョン・シェイクスピアとともにストラトフォード・アポン・エイヴォンの自治体参事会員をつとめていた。家屋の前面部分には彫刻があり、ロジャースの富が窺える。トマスが1611年に亡くなった際、2番目の結婚で生まれた子どもで生き残った男子の中では最年長であり、父の名前をもらっていた息子のトマスが父から家を相続した。この息子のトマスは麦芽製造業者であり、ビール醸造に用いるモルトを作っていた。息子のトマスは1639年に亡くなり、地所は息子で製本業者であったエドワード・ロジャースが受け継いだ。17世紀の半ば頃にエドワード・ロジャースは家屋を鍛冶屋のジョン・キャップに売却した。キャップ一族は1725年頃まで鍛冶を営んでいた。その後、この家屋は数人の借家人に貸し出された。1730年代初めから1760年代には本屋に、1734年から1747年までは配管工に、1782年から1801年までは連続して複数の金物商に貸し出されていた。仕立屋のトマスとハーヴィー・ウィリアムズが1871年までここに住んでおり、1871年にこの建物は不動産業者のオフィスになった。

Map of ハーバード・ハウス